落語

明け烏(あけがらす)

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学生時代、夜の遊び場と言えば新宿でした。

意味もなく歌舞伎町をプラプラしていた記憶があります。

当時はまだ、今ほど風営法が厳しくなかったので
呼び込みのお兄ちゃんたちが、あちらこちらで声を張り上げていました。

当然、歩いていれば声をかけられます。
いかにも田舎から出てきたヤングボーイ臭を漂わせていたので
向こうにとっては、絶好のカモに見えたのでしょう。

もちろん興味はありました。
ありましたが、僕も友人も肝心のお金がない。

なのでいつも二言三言交わしてその場を立ち去るしかなかったのです。
学生時代、やり残したことの一つは、風俗へ行ってみることでした。

まあ、その話はおいといて。

今でこそ、監視カメラがあちらこちらについたので
昔のような表立った事件は見つからないようですが
それは、本当に氷山の一角に過ぎなくて
単純にカメラから離れた場所で、昔と変わらずやんちゃしている人たちはいます。

先日も、久しぶりに明け方のコリアン街を歩いていたら
全裸でぼこぼこにされているおじさんがいました。

すぐに警官が駆けつけてきましたが
警視庁24時で見かけるような光景が、ごく当たり前に飛び込んでくるんですね。

もともとは防犯のため、という名目で取り付けられた監視カメラ。
もはや繁華街のみならず、駅構内や、商店街でも見かけるようになりました。

実際のところ、その効果はどうなんですかね。
24時間監視されている街って、安全のようで実は不気味だと思いませんか。

国民全員に番号が振り分けられた時に感じた、胡散臭さと同じものを感じます。
あの番号だって、結局のところ、国が個人を管理したいがために付与したもので
住民票の変更や、保険証の変更などで一度も使ったことがありません。

自動車の運転免許証がICカード対応になったり
一体どこまで調べ上げるつもりなんでしょう。

その裏で、個人情報保護法なんてものができて
プライベートは守られていますよとアナウンスされても釈然としないし
国家レベルで個人を管理することは、やっぱり腑に落ちません。

少し脱線しました。

この噺の主人公は、吉原で遊んだことで
一夜にして女性に対する価値観が180度変わってしまいます。

そういう俗っぽい物語は
管理や統治とは無縁の場所で起こるのが常だと思うのです。


2 Comments

  1. SECRET: 0
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    >☆.。・゚さリ゚・。.☆さん
    「住民基本台帳ネットワークシステム」というやつですね。
    メリットもあるんですけど、僕は番号で管理されるというのがイヤだなあと思います。

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