落語

藪入り(やぶいり)

$こうたろ.com

「盆と正月くらいは帰ってきなさい」

こんな言葉はもう時代遅れですかね。

大学生になって、東京で一人暮らしするようになって
すっかり実家とは疎遠になって
それでも「盆と正月くらいは」と両親に言われ続けていた言葉です。

都内から田舎まで電車で2時間弱の距離ですから
なにも盆と正月に限らず、いつだって帰ろうと思えば帰ることができたんです。

ところが、その2時間弱がだんだん遠く感じるようになって
自然と足が遠のいていきました。

恐らくは、物理的な距離だけではなく
精神的にも距離が離れていったのでしょう。

それが証拠に、僕は中学時代から下の記憶がほとんどありません。
地元の友達ともすっかりご無沙汰になっていきました。
10代の青春と決別することが
自分を大人へと導いてくれると思っていたのでしょうか。

大人と言っても、所詮20代です。しかも身分は学生。
人生で最初で最後のモラトリアム。

僕はひたすら芝居に明け暮れ、アルバイトをし、いくつかの恋愛を体験しました。
つまりは20代には20代なりの青春が待っていたということです。

結局、卒業後は就職もせずにプラプラしていたのだから
親不孝な息子になりさがったことは間違いないですね。

そう考えると、今もって、何も親孝行らしことはしていないです。
これからもすることはないんだろうなあ…

ま、その件は、いずれおいおい考えないと。

ね。


2 Comments

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    記憶… 似てますね^^;
    "裸の王様的な父親" の部分も。。
    こうたろさんとは『深い部分』
    語れそうです (ت)
    私も‥ 子供としては これからも
    親孝行は出来ないと思います。
    だけど。こういう生き方しか出来ない
    のも『私』ですから♡
    親の立場から言わせてもらうと‥
    息子たちが生きていてくれるダケで
    孝行してもらってると思ってます。
    あとは、
    自分のやりたいコトをやってくれれば
    いうコトない!!
    ねっෆ⃛(ᶿ̴͈᷇◟̵◞̵˂͈᷆ ფ

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >まにまにさん
    嬉しいコメント、ありがとうございます。
    僕も、まにまにさんとなら
    一度、じっくり話し合ってみたいです('-^*)/
    それにしても
    実家暮らしは肩身が狭いっす…

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