故事成語

先んずれば即ち人を制し、後るれば即ち人の制する所と為る

カメ

大抵、どの占いの本を読んでも
O型おうし座は「スロースターター」と書かれています。
つまり鈍牛ということですね。

そしてこの結果を否定できない自分がいます。
何をやるにしても、なかなか重い腰が持ち上がりません。
追いつめられて追いつめられて、ようやくやる気スイッチが入るのです。

いわゆる、夏休みの宿題を8月の終わりに片付けるような少年だったという、ね。
実際の僕は、9月になっても終わっていない宿題が多々ありましたけど。

毎回時間が足りないと分かっているのだから
さっさと取り掛かって計画的に事を進めればいいものを
どういうわけだか、それが出来ない。
そして毎回ピーピー大騒ぎしては、周囲に迷惑をかけてしまいます。

今は昔、芝居を作っていた頃
劇場を予約して、宣伝活動をするためにチラシを作り、各方面へDMを発送します。

で、当然この時点で台本はほぼ白紙なんですが
タイトルが決まらないとすべてが動かないので、なんとなくなイメージで発注します。

実際に稽古が始まっても、台本は半分あればいい方で
当時はプロットなんて言葉を知らなかったので
結末を聞かれても、僕自身、この台本がどこへ着地するのか分かっていませんでした。

もちろん、役者を含めてスタッフチームは困惑します。
イメージの話しかできなくて、具体的なアイディアをしぼり出すことが困難だからです。

ある日のこと、某新聞社が、公演の企画書に興味を持ってくれて
記事にしたいから、物語の内容を教えて欲しいと取材を受けたことがあります。

新聞記事になるなんて、そんなチャンスを逃すことはできないので
電話越しとは言え、こちらも必死に話を考えます。

考えますが、アイディアがないものはない。
そんなメッキはすぐに剥がれてしまいます。

けれど、さすがはプロのインタビュアーさん。
こちらのあやふやな説明を、理路整然とまとめてくれて
むしろその電話で方向性が決まったと言っても過言ではないほど
しっかりと記事にまとめてくれました。

時間があれば面白い作品が書けるという保証はありませんが
時間がないと面白い作品は書けないということは、紛れもない事実です。

先日仕上げたシナリオも、僕にしては初稿がかなり早い段階で仕上がったのです。
ところが、そこから手直し作業を繰り返して
結局、〆切当日のお昼過ぎまで、やいのやいのバタバタして
夜に直接事務局へ持ち込むという方法を取りました。

確かに追い詰められれば、集中力が増して、眠れる修羅が目を覚ますことはありますが
毎回、それを当てにしていたのでは身が持ちません。

結局のところ、創作なんてゴールが見えないものなので
どこのどの時点で、オッケーサインを出すのか、そこが問題なんですね。

自分で満足できるものが出来上がれば、そこで終わるし
出来なければ、延々ともがき続ける無限ループに陥ります。
底なし沼のような無限ループから抜け出すために
〆切があると言ってもいいかもしれません。

ま、いずれにせよ、物事は計画的に進めることが一番です。
計画を立てたって、人間がやることですから、誤差が生まれます。
その誤差が小さければ小さいほど、修正も最低限で終わるのです。

間違っても、行き当たりばったりでどうにか形にしようなんて考えは捨てなければ。

でもなー。
こればっかりはなー。

どうせ早く終わっても、完璧な作品なんてないのだから
やっぱり時間ギリギリまで、ドタバタあがくのだろうなー。

おかしいなー。
好きな人ができたら、猪突猛進するんだけどなー。
あ、それは恋愛偏差値が、小学生レベルと診断された結果か。

なんてね
とりどめもなく続くので、今宵はここまで。
です。


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