故事成語

傾国(けいこく)

美人

貴女のためなら私の人生がどうなろうと構わない。
なんてことが本当にあり得るのですかね。

たとえば、韓国映画の「猟奇的な彼女」なんかは
あれだけ普段からボコボコにされても、一途に彼女を思い続けました。

結果、見事ハッピーエンドを迎えるわけですが
そこには、二人にしか分からない絆みたいなものがあって
どんなに運命に翻弄されようとも、揺るがなかったからだと思います。

「愛とはお酒のようなもの。酔っているやつにしか見えない」なんて言葉もあるくらいで
でもどれだけ酔っぱらっていても、その人が今幸せを感じているなら十分じゃないかと。

いずれにせよ、やがて酔いは醒めます。
醒めたその時に、それでも愛する人を想い続けていられるなら
それはきっと本物なんでしょうね。

人生が狂ってもいいくらい。

さて、とある国の総理大臣がひたすら暴走しています。
彼の場合は、女性に酔っているのではなく、自分自身に酔っています。

酔っぱらっているなんてものじゃないですね。
泥酔もいいところで、やることなすこと支離滅裂。

このままいくと、彼の人生が狂うのではなくて
その国の国民の人生が狂ってしまうのではないかと危惧しています。

すでにその兆候は見え始めていますし。

国民あっての国家だし
当然、主権は国民側にあるのです。

ところが、この総理大臣はそのことにまったく気がついていない。
取り巻き連中も、彼を恐れて声が出せない。
野党なんて、存在そのものが忘れ去られているくらいだし。

この暴走機関車を止める方法はないのでしょうか。
彼は国が滅びて亡国の首相になったとしても
残りの人生、悠々自適に暮らすことが保障されています。

だから、怖いものがない。
だって失うものがないのだから。

そもそもバランスのとり方が間違っているのですよ。
普通は、傾いている方を調整して天秤の針を一定に保つのですが
彼は、沈みかけている方を基準に物事を考えているから
どんなに平行になろうとも、そこはマイナスでしかないのです。

一番分からないのは、彼の目的なんです。
一体全体、彼はどこへこの国を導こうとしているのでしょう。

「強い日本を取り戻す」なんて吠えていましたけど
彼の言う「強い日本」とは、どう見ても戦前のようなデタラメな日本の形です。

きっとあれなんでしょうね。
幼少期に、おじいちゃんから、さんざん子守唄代わりに聞かされてきたのでしょうね。
彼の言う「強い日本」とやらを。

そんな刷り込みがあるとしか思えないんですよ。

広島の土砂災害の被災地に視察にも行けないような人が
(まあ、いったところで何ができるわけでもありませんが)
戦争の最前線へ行けるわけもなく
一番安全な場所からあぐらかいて眺めているんだろうなあ。

うーん、まさに傾国に警告したいといったところでしょうか。

ちゃんちゃん。


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