落語

お化け長屋(おばけながや)

お化け

賃貸住宅の間取り図を見ることが好きです。
線路の路線図を見るくらい好きです。

という、たまにどうしようもない趣味というか趣向があるんです。

間取り図を見ながら、頭の中で部屋のレイアウトを考えます。
レイアウトが決まると、次に、実際に置くモノを考えます。
テレビは何インチだとか、冷蔵庫は何色だとか。

で、部屋が一通り完成すると
あとは駅前から自分の部屋までの道のりをたどってみます。
どこにどんなお店があって、どのルートが近道なのかとか。

はい、本当にどうでもいい世界ですね。

東京で一人暮らししていた時
計、6回引っ越しをしているという話を以前どこかで書きました。
だから引っ越し貧乏だったとも。

切羽詰ったり、どうしようもないほど追いつめられた時
えいやっと環境を変えてみるという方法があります。
部屋の模様替えだったり、電車の乗る車両をずらしてみたり。

それが僕の場合は、引っ越しだったわけです。

当然、部屋が変われば住む町も変わるし
これほど劇的に環境を一変させる方法は
他にないんじゃないかってくらい。

熟慮に熟慮を重ねて選び抜いた部屋でも
当たりはずれというものはありました。

ご近所さんとのトラブルとか
ここでは書けないあんなことやこんなことなどなど。

思うに、男性も女性も
成人したら、一度は一人暮らしを体験したらいいんじゃないかなと。

実家暮らしには実家暮らしのよさがあることは承知していますが
一人暮らしにも一人暮らしのよさがあります。

家事全般はすべてこなさなくてはいけないし
家計簿も気にかける必要があります。
生活費を稼ぐためにアルバイトもしなくてはなりません。

大げさに言いうと独立独歩というか
人生で二度目の親離れ子離れをする
一種の儀式みたいなものだと思うのです。

何より、良くも悪くもフリーダムですよ。
20代で社会に放り出されて、荒波にもまれ
それでもこのフリーダムの時間をいかに過ごすのか。

過ごし方如何によって
その後の人生形成に大きな影響があることは間違いないし
チャレンンジ&ファイトの精神で言うなら
それなりにスペクタルな冒険を送れるんじゃないでしょうか。

家庭での事情が許さるのであれば
ぜひ、魅惑のワンダーランドに飛び込んてみて下さい。

あ、部屋の真裏にお墓があると
家賃はかなり下がりますよ。


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