復刻版・四字熟語辞典

一毛不抜(いちもうふばつ)

落ち込む

今でこそすっかりインドア人間になってしまった僕だが
こう見えても実はアウトドアが好きだったりする。

別に登山やキャンプに行こうというわけではない。
友人たちと楽しく食事をして、好きな映画や芝居を観て
時々お買い物なんてできれば、それで大満足なのだ。

ではなぜアウトドアからインドアの生活になってしまったのだろう。

それはひとえに貧乏だからとしか言いようがない。

食事に誘われる。
が、食事代が払えず泣く泣く断念。

お芝居の連絡を頂く。
が、チケット代が払えず泣く泣く断念。

お金をかけないですむ方法は家でじっとしているしかない。
そのうちに「あいつは付き合いが悪いやつだ」と認識され始め
お声がかからなくなってくる。

という構図がここ何年も続き
すっかりインドア人間の出来上がりとなったわけだ。

しかしながら、まだインドアと呼ばれているうちはいい。
悲しいかな「引き籠り」というレッテルを貼りだされたものだから
これは由々しき問題として考えねばなるまい。

そしてさらに悲しいことに
そのレッテルを否定できない自分がいたりする。

だからこの場を借りて、声を大にして言いたい。

僕は好き好んでケチになったわけでもないし
お声がかかえればどこへでも馳せ参じるだけの心意気は持っている。

働けど働けど 我が暮らし 楽ならず じっと手を見る。

(2009年7月10日)

振り返りのコメント
すでにこの頃から(いや、もっとずっと前から)インドア生活してたんですね。
そして今も、ほぼ同じ理由でインドア生活は変わっていないです。
気持ちはアウトドアなのに。嗚呼、じっと手を見る。


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