へんなことわざ

ドリアン対キュウリ

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僕は栃木県生まれの栃木県育ちです。

当然のように訛りがあります。
しかも東北寄りの訛りです。
北関東ではなく、南東北と揶揄される原因の一つです。

県北と県南では、訛りの種類が違います。
同じ県南でも、小山市と栃木市でも違います。

ただし共通点もあります。
栃木県の訛りの特徴は、同音異義語の区別がないということです。

飴と雨。
雲と蜘蛛。
花と鼻。
橋と箸。
柿と牡蠣。

数え上げたらキリがありません。
会話の流れで判断するので、意味を間違えることはないのですが
これが標準語に照らし合わせると、どうやら別物らしいのです。
というか、別物ですね。

あと文章の語尾が上がるのも、特徴の一つです。

大学と同時に上京して、演劇研究会に入って
初めて、自分の訛りを指摘されました。

方言があることは分かっていたのですが
訛っているということにはまったく気がついていませんでした。

3行以上のセリフになると、まず間違いなく突っ込まれました。
そして同音異義語の区別ができないので
そこも散々ダメ出しされました。

だからそういった類のセリフが出て来ると
まるで英単語の発音を気にしているかのような錯覚にとらわれます。

日本語なのに、日本語をしゃべっていない、みたいなそんな感覚です。
日常会話では、笑って済まされますが
舞台の上ではそうはいきません。

稽古中から気を付けているものの
芝居が熱を帯びてくるとそんなものはどこ吹く風。
ことごとく頭から抜けていきます。

つぶやきシローさんや、U字工事さんたちは、その訛りをお笑いに変えていますが
俳優さんや歌手の人たちは大変だろうなあと思います。

ちなみに、山口智子さん、斉藤和義さん、AKBの大島さんは栃木県出身です。

東北の方々のように、はっきりと「訛り」があるならともかく
普段は標準語で、会話の端々に訛りが出るものだから始末が悪い。

しかも自覚症状が出たときは後の祭り。
この中途半端さ加減が、かえって困るのです。
損をしたことはあっても、得をした記憶はないですね。

だからといって、地元が嫌いとかそういうことではなくて
一つの客観的事実だということです。

ちなみに僕は声質も変わっていて、それがずっとコンプレックスでした。
自分の出演しているVTRとか観るのが嫌で嫌で。

でもある場面において
それは個性とみなされ、武器でもあるという風に解釈することもできます。

まあ、生まれ持ったものだからしゃーない(仕方がない)。
こいつとうまく付き合っていく方法を探すしかねーべさ。

です。


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