復刻版・四字熟語辞典

安寧秩序(あんねいちつじょ)

humikiri

どこの家庭にも
その家庭独特のルールというものが存在する。
ご飯を食べる時間だとか、座る位置だとか、そういうこと。

我が家の朝なら
まず母親が起きて、姉と姪が起きて、父親が起きて、最後に僕。
この順番で、洗面所、朝食、トイレ、出発と
流れ作業のようにことは進んでいく。

朝の我が家は戦場のようにけたたましい。
家族の人数に対して、インフラが追いついていないから
とにかく秩序を持って行動しないと、みんなに迷惑がかかる。

だから、間違っても早起きなどしてはいけない。
決められた流れにイレギュラをはさむと
全ての工程が狂うからだ。

たまに祖母が早起きをしてしまい、この流れを阻むことがある。
悪気はない。
ただあまりにもマイペース過ぎて
一分一秒単位で動いている他の家族にとっては
少々やっかいな問題になる場合もある。

なんだかんだとありつつも
1番最後の僕が出勤するのを見送って
母親はようやく朝の家事から解放される。
正味2時間足らずの出来事だ。

そして同様に夕方のラッシュを迎えるまで
我が家は安穏とした時間が流れていくのである。

(2009年7月24日)

振り返りのコメント
6年前に比べれば、それぞれいい歳になっているので
逆に暗黙の了解を犯さないというルールがあります。
それでも毎日ガミガミと怒声が飛び交う我が家って…


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