サッカー

なでしこ

負けました。
残念ながら金メダルを取ることはできませんでした。

「勝った方が強い」のか「強い方が勝つ」のか、使い分ける人がいますが
僕は、この2つの言葉は同義語だと思っています。

この大会は、アメリがが優勝するべくして優勝しました。
ちょうど1年前、日本がW杯で優勝したように。

けれど何ら恥じることは何もありません。
「金メダルを取る」と公言して、そして実際に決勝の舞台まで勝ち上がり
そのチャンスをつかんだことは、言葉がないほど称賛に価するし
実際にやろうと思ってできることではないからです。
(女子レスリングの選手を見れば
それがどれだけ凄いことかよーくわかると思います)

この1年で、女子サッカーを取り巻く環境は大きく変わりました。
注目度が上がって、よりよい状態でサッカーに取り組めるようになったことは
今後の日本女子サッカー界にとって大きな財産です。

同時に、選手たちには、かつてないストレスと重圧がのしかかりました。
そのプレッシャーをはねのけての銀メダル獲得。
短期間で、これ以上のものを望むのは、あまりにも酷というものです。

佐々木JAPANのロンドン五輪でのチャレンジは、終わりました。
悔しくないと言ったらウソになります。
サッカーの試合を観て、ここまで悔しい思いをしたのは、本当に久しぶりです。

ただ、佐々木JAPANで一番素晴らしいことは
最後まで笑顔を忘れなかったことです。

ウェンブリーという、フットボール選手には伝説のピッチに立ってなお
その笑顔が消えることはありませんでした。

トップアスリートがみなそうであるように
彼女たちは、自分の中の大きなものを犠牲にしてきたはずです。

もし僕らが本気で感謝の気持ちを表現できるとしたら
この笑顔を次の世代に伝えること。
一過性のブームで終わらせないこと。

銀メダルだからこそ、次を期待したいし
なでしこのチャレンジはまだまだ続くのです。
選手たちには、堂々と胸を張って帰ってきて欲しいと思います。

…でもやっぱり悔しいなあ。


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