映画の名セリフ

ぼくを見てください。神経痛の大学生だ。

kuma

出典:麗しのサブリナ

大学生活を振り返ろうとして、思わずギョッとしました。
だってもう20年も前の話になるのですよ。
あれからそれだけの年月が経っているのですね。
どうりで白髪が目立つようになってきたわけだ。

幸運にも第一志望の大学に入学できたわけですが
そこでまさかまさか芝居の世界に足を踏み入れることになろうとは。

頑張って20年前を思い出しても
サークル活動していたことしか記憶に残っていないのです。
他にはアルバイトくらいかな。

授業にはほとんど出席していないし
学校行事も参加していない。

初めての一人暮らしをして
ぼちぼちと恋愛をして
それでも都会の色に染まることなく
あっという間の4年間でした。

今となっては
4年間で卒業できたことが奇跡としか思えないです。
そういえば卒業式にも参加していないなあ。

あ、他にやったことといえば

僕のいた大学には、まだ学生運動の名残りがあって
半ば強制的にデモやら何やらに参加したことがあります。

ヘルメットかぶって、マスクをして、ヤッケを着こんで
決められたルートを、ひたすら行進するのです。

校舎には立て看板も普通に建てられていて
安保反対だの、やいのやいのと騒いでいました。

あの時、音頭を取っていた学連の人たちは
今ごろ、どこでどうしているのでしょうか。
昨今の抗議活動に参加しているのかなあ。

見た目が年齢不詳と言われ始めたのも、この頃だった気がします。

学生服を着れば、まだまだ高校生としても通用したし
当時お付き合いしていた方の親御さんには
「お若いのに苦労しているのねえ」なんて言われたこともありました。
見た目だけで、ですよ。

とかなんとか書き出していると
色々思い出してくるものですね。

村上春樹さんと出会ったのは大学生の時だし
野田秀樹さんを知ったのもこの時期でした。

のちのちの自分の人生に
大きく影響を与えてくれた人たちです。

自分の人生観を揺るがすような人たちと出会えたことが
一番の財産になったのかもしれません。

その時々で色々な方々と出会うきっかけはあります。
でもインパクトという意味では
乾いたスポンジが水を吸収するように
この時期に知り得た情報は、影響力が最も大きい気がしています。

まだまだ思春期真っ盛りだったのですなあ。
青い青い。

そして20年経った今、鏡の前で白髪を抜きながら
当時の記憶にの思いを馳せつつ
まだ見ぬ誰かと出逢える奇跡を信じている自分がいます。

世界は広い。
人生、好奇心という名の扉が開かれていれば
まだまだ吸収できることはあるはず。

この歳だから理解できること。
この歳だからチャレンジできること。

昔ほどガツガツしなくなった分
じっくりゆっくり吟味しながら
神経痛にならない程度に貪欲でいようっと。


Leave a Reply

Your email address will not be published.