故事成語

逆鱗に触れる(げきりんにふれる)

kaminari

地震と雷を同時に体験するって、なかなかないですよね。
我が地元では、それが当たり前のようになっているから怖い怖い。

地震も雷も、怒りを表す比喩としてよく使われる単語です。

と、書いてふと思ったのですが
僕自身は、あまり怒りを感じることが少ないような気がしています。
せいぜい、サッカーの試合を観て、しょっぱい内容だった時くらいかな。

昔は、ガミガミがみがみすぐにキレていたのですけどね。
今ではすっかり丸くなってしまいました。

怒りを感じることがあっても
すぐに哀れみを感じるようになったり、あきらめたり
あるいは、せいぜい嫉妬するくらいでしょうか。

もちろん納得できないことや理解できないことは
世の中にたくさんあります。

けれど

瞬間的に怒りの感情に支配されたとしても
長続きしないというか、別の何かに置き換えられてしまうのです。
そのことが、いいことなのか悪いことなのか、それは分かりません。

よく「どこでストレスを発散しているの?」と聞かれます。
うーん、それが自分でもよく分かっていないのです。

ストレス自体を感じていることは間違いないのですが
自己完結してしまっているのでしょうね、きっと。

もしかしたら、白か黒か
みたいな判断をしなくなってきたせいかもしれません。
灰色でいいやというか、ファジーで行こうぜみたいな感覚。

だから逆に言うと、煮え切らないしはっきりしない態度を取る僕に
怒りを感じてる人がいるのかもしれないです。

知らない間に
どこかの誰かの逆鱗に触れている可能性は否定できませんから。

怒鳴り散らしたりわめいたりすることは
傍から見ていて見苦しいだけですが
怒りの感情は怒りの感情として
きちんと表現しないといけないと思うのです。

何事にもバランスというものがあって
喜怒哀楽の比率をきちんと平均化してあげる必要があります。

もちろん、感情をコントロールすることも大切な要素です。
思うがままに発散していたのでは、ただの我がままになってしまいます。
特に、怒と哀に関しては取扱いが重要な感情です。

それでもね、大人になると、怒りたい時に怒れないし
泣きたい時に泣けなくなってしまうじゃないですか。

成長と共に、きっと何かを手に入れて
何かをなくしてしまったからなんでしょう。

繰り返しになりますが、何事もバランスが大切です。
大人だからという理由だけで、バランスを保てないのだとしたら
そんな肩書きは、今すぐにでも捨ててしまいましょう。

そんなお話しでしたとさ。


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