雑記

兵(つわもの)どもが夢のあと

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なんといっても幕末が好き!
僕の中で幕末といえば
黒船来航から戊辰戦争終結までを指します。

まだ「日本」という概念さえなかった時代に
有名無名を問わず、数多くの志士と呼ばれる人たちが
この国のために、己の命をかけて立ち上がり
そして、日本史史上もっともワンダフルな革命を成し遂げました。

もちろん数多くの命が亡くなり、その犠牲の上での革命です。
思想に焦がれ、思想に魅かれ、思想に散っていく。

穿った見かたをすれば、これほどバカバカしいことはありません。
けれど、いつの時代も人の心を動かすものは「信」の一文字であって
自分の信念を貫くからこそ「誠」と書いて正義と読むのです。

ただしこの正義にはいくつもの落とし穴が待っています。
一つの事象には必ず陰と陽があるように
片方にとっては正義でも、反対側から見ると悪になります。

大義名分さえそろえば正義になる、という考えは
実は危険思想といつも隣り合わせにあるのです。

それは世界中の歴史が物語っていることで
身近なネタでいえば、アメリカの9.11のテロとその報復戦争。
日本では、平田容疑者が出頭して危うく風化かから免れたオウムの件。

統幕派か佐幕派か。
開国か鎖国か。
尊王攘夷か徳川維持か。

幕末にもそんな思想が入り乱れ
勝てば官軍と言われるように
統幕派が勝利したからこその明治維新へと繋がっていくのです。

白か黒か、でしかジャッジできないような風潮は
時代の流れとはいえ、やはり不幸を生み出すような気がしてなりません。

冒頭で触れた、戊辰戦争。
この戦争はなくたってよかったはずなんです。

坂本龍馬が大政奉還を成し遂げた時点で、幕府は終焉を迎えました。
けれど一度上げたこぶしのやり場に困った薩長を中心とする統幕派が
大義名分という旗頭の元に起こした戦争だと思っています。

もっとも、徳川幕府が成立するときにも
豊臣にいちゃもんつけて戦を仕掛けたのだから
因果応報なんですけどね。

戦国時代に数多くの戦上手な武将が生まれたように
幕末にも、数多くの才能あふるる志士が生まれました。

革命には、導火線に火を点ける者
火薬を爆破させる者
爆発を鎮火させる者の3者が必要で
みなそれぞれの役割を終えて、舞台から降りていきました。

だから幕末の志士の往年は実は淋しいものだったりもするのです。
それでもね、やはり血沸き肉躍るんですな。幕末の話題になると。

余談ですが、どうせ「誠」の字を使うなら「真」の字を当てたい。
それはまた、別の話。


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