大和言葉

お買い被りを

tereru

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが
僕は、超がつくほどの天邪鬼です。

ブログの中身だって
お題と直結したものを書いたことがありません。
必ずワンクッションジャンプして
そこから話を広げつつ、どうにかこうにか集約させています。

なんてことをほぼ毎日のように繰り返しているからでしょうか。
自分が書いているシナリオも、ひねくれるようになりました。

まず課題のテーマがあって
それに基づいたシナリオやプロットを書くのですが
最初に思いついたアイディアは絶対に捨てるようにしています。

10人中7人が想像するであろうストーリーは、必ずカットします。
残り3人のうち1人が想像するであろうアイディアもカットします。
狙いすぎて、本来の目的から遠ざかってしまうからです。

そして残った2人のアイディアを比べて
自分の意見とは異なった方を採用し、文字に起こすのです。

ふう、ややこしい。

先日、ゼミの先生に
「清水君は、ええかっこしい」と突っ込まれました。

「ストレートな台詞を書いてはいけないけれど
テーマに対してストレートに向かっていくことは別」だと。

僕の場合は、いつも周りにまわってテーマへ向かおうとしているので
それが非常にもったいないとアドバイスを受けたのです。

なにせ10パーセントの確率を狙っていますからね。
ヒットすればかなりツボにはまるらしいのですが
外れれば、ただの徒労に終わります。

「考えすぎ」というご指摘も頂きました。

確かに自分でも考えすぎているなあという自覚はあります。
だって、普通のアイディアでは満足できないから。
けれどそれが足かせにしかなっていないのであれば
よくよく再考してみなくてはなりません。

他人と違う発想を持ってくるのはいい。
ただし、自分が決めたテーマに対しては
もっと素直に正面からぶつかるべきということです。

それもこれも、期待されているからこそのアドバイスだと思い
さすがの天邪鬼でもきちんと受け止める所存です。

10年以上も昔に書いた舞台用の脚本を読み返してみたところ
構成も甘いし、台詞も下手くそだし
強いてよかった点を挙げるとすれば、勢いだけだよねという感じでした。

でも今はなまじっか知識を身につけてしまったがゆえに
その勢いすらなくなってしまっている状態です。
もちろん勢いだけではダメなことは理解していますが
小手先の技術に走って、熱量が落ちてしまったのでは本末転倒。

「可能性がないわけではない」
なんて微妙なお言葉を頂いてから10年以上が経ちました。

悩んで壁にぶつかって、立ち止まって後退して
それでもどうにか360度ぐるりと回ってきたのなら
もう一度、スタート地点に立つことができます。

でも今いるスタート地点は、最初のものとはまったくの別物です。
違う風景が広がっています。
自分自身の才能を買い被っても意味はありませんが
それでも自分で自分を信じてあげないとね。

海やプールで溺れている時って
動揺してバタバタすると、かえって危険じゃないですか。

あれと同じです。
そろそろバタつくことにも疲れてきましたので
水の流れに素直になってみようかと思っています。


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