映画の名セリフ

片想いでもいいの。二人分愛するから

kataomoi
出典:荒野を歩け

「恋に安全パイはいらないぜ」

とは、僕が26歳の時に書いた台詞です。
人を成長させるものが恋であるとするならば
どんどん恋をした方がいいんじゃないかと思います。

同時に、どんどん恋をするって
どういうことなのだろうと考えます。

同時多発的に恋をするなんて言うと
そんなものは恋でもなんでもないと怒られそうです。

では、次から次へと恋をする。これはどうでしょう。
前の恋をひきずることなく次の人へ想いを馳せる。
それでは前の恋は一途なものじゃなかったのかと
やはり、異論が出てきそうです。

理屈で片づけられないものが恋だとすれば
片想いをしている最中というのは
自分で自分の衝動を説明できない行為と
言い換えることができるかもしれません。

自分で自分の衝動を説明できないのであれば
それは苦しみ以外のなにものでもない気がします。

確かに片想いは苦しい。
けれど、片想いをしている自分は本当に苦しいのでしょうか。

もちろん場合によっては、幸せですという人もいるでしょう。
意中の相手の声を聞くだけで、ホッとする人もいるでしょう。

自分の中の想像力が
時には自分を喜ばせ、時には自分を傷つけるのです。

一方で、恋はするものではなくて落ちるもの。
なんてご意見もあります。
自分の意志とは関係なしに。

仰る通りで、意識的に恋をしようと思っても
そうそうできるものじゃありませんからね。

恋に落ちた自分。
やはり衝動を説明しようとすることは難しそうです。

つまりいずれにせよ、恋とは
なんだか分からないものが心の中に芽生えてしまって
その扱いに戸惑っている状態を指しているのかもしれません。

理性を離れたところで、感情をコントロールすることは
普通はまず不可能です。

だからといって
そこで弱気になったり臆病になったりするのではなく
自分の感情に振り回されてしまう勇気を持つと
もしかしたら、人生は少しだけ前向きに転がるのではないでしょうか。

度が過ぎる衝動は問題がありますが
必死に理性でコントロールしようとして、でもできなくて
そんな自分が愛おしかったりみじめだったりする。

たった一人の相手を好きになっただけで
やたらめったら感情の起伏が激しくなるのであれば
やはり、恋ってやつは、自分の胸の内に潜ませておくといい。

両想いになると、これはこれで
別の衝動や感情が沸いてきまがすが
それはまた、別の話。


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