映画の名セリフ

この世のすばらしさは、マヌケと言われた人々の信念の賜物なのよ

manuke
出典:スミス都へ行く

知識のある人よりも知恵のある人に憧れます。
知恵とはつまり、生きていくために必要な能力のことです。

どんなに難しい方程式が解けたとしても
他人にその素晴らしさを伝える術を持たないと
それはただのひとりよがりということになってしまいます。

ひとりよがりでなにが悪いと言われると身も蓋もないのですが
僕個人のこととして話を進めると
できることなら、喜びを分かちあえる相手がほしいのです。

そもそも僕個人は、知識も知恵も持ち合わせていませんので
余計なお世話というか、語るに落ちるみたいな感じではあります。

もっと根本的で原始的な話にすると
知識を極めることだって、知恵を身につけることだって
その人本人の信念がなければ成立しないということです。

ところがこの信念というものには
いつの間にか執念に取り替わって
酷い時は怨念にすらなり得る危険性が潜んでいます。

愚直なまでの信念はいい。
ところがここに無駄な知識や余計な知恵がミックスされると
大抵の場合、よからぬことが起こります。

集団や組織をあらぬ方向へ進めていってしまう危険性。
集団や組織が大きくなればなるほど収拾がつかなくなります。
国家単位で考えると、戦争なんて物騒なことまで頭をよぎります。

国が転覆する時
それはいつの時代だって多くの血が流されます。

この国だって、戦国時代があって幕末がありました。
さらに二つの世界大戦も経験しています。

一部の特権階級の人たちの信念というか執念が
なんの罪もない人々の祈りを踏みにじり命を奪ってきたという事実。
だったら知識も知恵もいらないんじゃないかとさえ疑ってしまいます。

と、なる前に、本当に知恵のある人なら
そういった事態を
未然に防ぐことができるんじゃないかという期待があるのです。

戦国時代にしろ幕末にしろ
確かに歴史上に名前の残っている著名人はいます。
彼らが歴史をリードしたことは間違いないでしょう。

ですが時代を動かしたのは、名もなき庶民たちです。
そうでなければ、国一つの仕組みが変わるわけがないのです。

歴史上に名を残さなかった庶民の信念こそが
新しい世の中の扉を開いてきたのです。

さて、この国は今一つの転換期にあると僕は思っています。
どちらへ転ぶのか、それは誰にも分りません。

願わくば、平和の祈りが届きますように。


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