オンガク

May it Be

人生は、終わりなき旅である。

どこかで聞いたことのあるフレーズです。

ミスチルの歌にも、そんなタイトルがあったような気がします。

さて、人生は本当に終わりなき旅なのでしょうか。
ここで言う「旅」とは、旅行会社の企画したパックツアーのことではなく
あてのない一人旅のことだと想像してみて下さい。

人生がパックツアーだなんて、そんな味気ないものはないですよね。

さて、あなたが放浪の旅に出たとします。
食料と水と、いくばくかのお金を準備して。

あ、携帯電話とかパソコンは持っていかないこと。
世界中のどこにいても誰かと繋がる、そんなイメージは視野から外して下さい。
あくまでも、あてのない一人旅です。

何しろ人生が「旅」ですから
つまりそれは、孤独と向き合い、自分探しをすることとイコールだと思うのです。

道中、あれこれ、もはやもはやというくらいの体験をするでしょう。
ここで大切なことは、ロバート・デニーロの言葉を借りれば
「才能より選択にパワーを使え」ということになるのかも知れません。

人生は、いつだって選択の連続です。
分かれ道があって、どちらを選ぶのか、それはあなた次第ということです。

やがて陽が沈み、暗闇と沈黙の時間が訪れます。
遠くでコヨーテの鳴く声が聞こえるかもしれません。
(コヨーテは、神話の世界だと神聖な動物として扱われることがあるんです)

火を熾し、暖を取り、恐怖と緊張を抱えたまま
あなたは小さく丸くうずくまり、深い深い眠りにつきます。

そして、翌朝、日の出とともに目が醒める。
ざっくり簡単に流れを追うと、こんな感じになるのではないでしょうか。

とはいえ、孤独な一人旅はまだまだ続きます。

気がつくと、食料や水やお金が底をつき始めました。
そこであなたはオアシスを見つけることにします。
オアシスでは、各地からやってきた人々で賑わい
バザールが開かれ、情報交換ができます。

あまりに居心地がいいものだから、そこで旅を終わりにしてしまう人がいます。
過酷な旅路に戻ることを拒絶し、オアシスに安住の地を求めてしまう人です。
その気持ちは、分からなくもありません。

でも、オアシスは、本当に旅の終着点になり得るのでしょうか。

ではここで、やっと今日の本題に入ります。
前ふり長すぎ。

あなたにとってのオアシスって一体なんですか?
家族ですか?恋人ですか?会社ですか?はたまた世間様ですか?

ワタシ以外の誰かに、安らぎを求めることは恥ずかしいことではありません。
安らぎを求めることと、一人立ちすることは別物です。

けれど、旅をしてきた前提として、ワタシしか知らない孤独があります。
それは傷とか痛みとか懺悔なんてものに置き換えることができるものです。
誰にでもあって、自分では癒すことのできない類のものです。

みんな、自分で癒すことができないモノを抱えているなら
他の誰かが手を差し伸べてあげればいいんじゃないのと、僕は思うのです。

先に述べた通り、オアシスには多種多様の人種が集まってきています。
その中に、きっとあなたのことを赦してくれる人がいます。

いつ、どこで、どのタイミングで出会うのか、それは分かりませんが
人と人が、慈しみ、共に手を握り生きていくってそういうことじゃないかと。

嘘も誤解も距離も乗り越えて。
全員が巡礼者であり、救済者である。

オアシスで、見つめあう相手と巡り会えたのなら
次は同じ方角を向いて歩んでいく。
新しい冒険の始まりです。

と、考えるならば、オアシスは終着点になり得ないのです。
やっぱり人生は終わりのない旅です。
人は生まれて、旅をして、そしていつか大地へ還る。

なんでこんな話になったかというと
次に紹介する曲の説明を書きたかったからです。

ってね、いつものように「神ライブ」で紹介すればいいだけの話なんですが。
どうしても、書き記しておきたかったので、延々とダラダラ続いてしまいました。

エンヤが歌う「ロード・オブ・ザ・リングス」の主題歌です。
翻訳をつけた方がいらっしゃるのですが、この訳がまた秀逸なんです。
どうぞ、歌詞にも注目して聴いてみて下さい。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=-1J8KAwUrYs?rel=0&w=420&h=236]


2 Comments

  1. SECRET: 0
    PASS:
    >ゆきこさん
    こんばんは。
    書いている内容は、ほぼ即興ですから
    あまりあてにしない方がいいと思いますよ…ふふふ。

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