オンガク

LOVE IS HERE

「惚れるのは状態であり、愛するのは行為である」

フランスの思想家、ドニ・ド・ルージュモンの言葉です。

だとするならば、惚れることは受動態だけど
人を愛することは能動態ということになります。

恋に落ちる、というくらいだから
好きな人ができれば、放っておいても、心は勝手に燃え上がります。
相手のことが気になって気になって仕方がありません。
願わくば、この恋が成就しますようにと、手を合わせます。

だから、当然穏やかな恋などあるはずもなく
嵐のように激しく、つり橋のように不安定な状態になってしまうのです。

恋は状態ですから、想いが募れば募るほど、また深く深く落ちていきます。
そして当然のように見返りを求めます。

曰はく、精神的欲求。
曰はく、肉体的欲求。
曰はく、物理的欲求。

それが恋です。

じゃあ、無償の愛なんて言葉がありますが
これは本当に成立するのでしょうか。

博愛、友愛、慈愛、情愛…愛には様々な種類があります。
だって愛は行為ですから、その人の気持ちの在りようで、姿形を変えるのです。

そして、これらの多くは、ほぼ無償です。
なぜなら見返りを求めていないからです。

普通は親が子どもに対価を求めたりしませんよね。
(時々、求める親もいますけど)
自分から行動を起こし、対象に想いを投げかけること。
それが愛です。

ただ一つ、恋愛だけは別物です。
恋愛には、状態と行為が同時に存在するからです。
先に述べた通り、状態は受け身ですから
勝手に落ちて勝手に燃え上がります。

けれど、そこに行為が伴うわけで
じゃあ自分を突き動かすその根拠はなんだというと
惚れている状態、つまり恋にあるわけです。

相手に惚れる。
惚れた相手に想いを投げかける。

そして恋が冷めない限り、愛もまた止むことがありません。
自転車操業的な要素が多分に含まれています。

だから、恋愛は気力も体力も使うし、疲れるし
でも相思相愛であれば、喜びは2倍に、悲しみは半分になるのです。

なんて、前ふりが長い長い。
凍えるような4月の夜中に、このナンバーをお届けします。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=r_hcpcqDF3k?rel=0&w=420&h=315]


Leave a Reply

Your email address will not be published.