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turn out

$こうたろう.com
:His story turned out to be false.
:We shall see how things turn out.

オチが分かってしまうほど、つまらないものはありません。

昔、学校の図書室で借りた推理小説の登場人物欄に
「こいつが犯人」と書き込みがあって、ものすごくがっかりした記憶があります。

まあ、どうやって犯人になったのかと視点を変えて読めば
それなりに面白かったのかもしれませんが
小説自体もそれほど興味をそそられるような内容ではなかったので
はい、それまでよ、ってことになったんですけどね。

そういう意味で、アメリカのTVドラマ「LOST」は
未だに僕の中で燦然と輝きを放っています。

オチそのものは、え?と逆に疑ってしまうような、ありきたりのものでしたが
そこへたどり着くまでの過程が、実にぶっ飛んでいます。

ネタバレになるのでドラマの詳細は書きませんけど
オチ手前で号泣したことを記しておきましょう。

これだけ泣ければ、このオチでいいやと思うくらい
ラストまでの長い長い過程は、スリリングでした。

「ジョジョの奇妙な冒険第6部」に出てくるプッチ神父は
未来を知ることが幸福になると考えていました。
これから起こる出来事をあらかじめ知っておくことで、覚悟ができる。
だから、覚悟こそが幸福だと信じて疑わなかったのです。

でも果たして本当にそうなのでしょうか。
僕は占いの類が好きですが、読んだそばから忘れてしまいます。

つまり、余興程度にしか思っていないのでしょう。
運命は「偶然」か「必然」かという
突き詰めれば宗教学にでも発展しそうな命題も
それほど深刻には考えていません。

人生、なるようにしかならないし
逆に言うと、為せば成ると思っているからです。

確かに、運命とやらを呪いたくなるような時もありますが
それと同じくらい喜びを見い出す時もあります。

他人が用意してくれたレールの上を歩きたいとは思わないし
自分で選択したことには、きちんと責任を取りたいと思っています。

僕は特定の宗教を信仰していませんので、ゴッドの言葉を聞くことができません。
ゴッドにすがることもできなければ、尋ねることもできません。

だから、当然、常に不安にさいなまれて生きていくことになります。
先の見えないことは、不安の連続です。

でもどうせ不安を抱えて生きるなら、前向きな不安でありたいのです。
前向きな不安は、少しだけ勇気をくれます。
とりあえず今日を生き延びて、明日もどうにかしてやるさと思える勇気です。

開き直るわけでもなく、無駄にポジティブになるのでもなく
粛々と、日々の営みの中に幸せを見つけて生きていく。

そこに、夢とか願いとか野心というスパイスが加わることで
色鮮やかにふちどられた、一つの希望が生まれてくる。

希望こそが、生きる道しるべになるんじゃないかと
そんなことを、ゴールデンウィーク初日の夜に想うのでした。

皆様、素敵な連休をお過ごし下さい。


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