故事成語

蛍雪の功(けいせつのこう)

$こうたろう.com

僕の狭い知識の統計によると
成功して富を築いた人はたくさんいるけど
初めから裕福で成功した人ってあまり聞かない。

というか、知らない。

みんな長い下積み生活があって
それでもあきらめることなく努力を重ねて
そして大成していくというのが、サクセスストーリーの王道。

ソフトバンクの孫さんとか。
ときわ荘の面々とか。

春先にぎゃんぎゃんわめいていたシナリオコンクールですが
正式に発表がありまして
大賞はなし、佳作が3編という結果になりました。

僕が書いた「遭いにキテ」という作品は
最終選考に残ることもなく、あえなく撃沈しました。
ということをご報告しておきます。

明日のゼミで、選考委員からの講評と点数を頂くことになっているので
そこにどのようなコメントが記されているのか、すごく気になります。

ゼミの先生には
「私は面白いと思ったけど、おそらくこの作品の根本的な問題は
最初から言っている通り、結局テーマはなに?
という部分が伝わらなかったのだと思うよ」とコメントを先取りで頂きました。

どのコンクールにも言えることなのですが
新人賞の場合、基本的な技術はまあ押さえるとしても
その人の野心だったり、強い想いだったり、そういうものが評価されるのです。

中途半端にこなれた作品よりも
荒削りでいいから、オリジナリティに溢れ
これが書きたい!というテーマ性が必要なのです。

執筆当時のブログ記事を読み返すと
「人間の悪意について云々」と書いてあります。
だから「悪意に翻弄される人」ということで書いたつもりだったんですが
じゃあ、今度はそのテーマで面白いの?という問題が湧き上がってきます。
読み手の興味をそそらないと、意味がないのです。

もちろん選考委員の好みという
自分ではどうにもならないパワーが働くこともありますが
それでも、最終まで残る作品というのは
それさえも吹き飛ばす何かを秘めているんですね。

夏の終わりに、表彰式と同時に作品の講評会がオープンで開かれます。
これは、うちのスクールが毎年行っているオリジナルな行事でして
参加者の前で、佳作に残った3編が、選考委員の方々より
ああでもない、こうでもないと突っ込みを受けるというものです。

参加者は事前にシナリオを購入して、読み込んできて
どこのページのどのシーンについての突っ込みなのか分かるようにしておきます。
そしてみんなで情報を共有しあったことが前提で
オープン討論会が開かれるのです。

あ、その前のトークゲストのセッションでは
古沢良太さんを迎えて
「人気脚本家の本音に迫る! 古沢良太さん・創作の秘密」
なんてものも開かれます。

そしてすべてが終わった後で、懇親会までも用意されているという
結構な一大イベントなんです。

そんなこんなありまして
これで、もういいいかなと思えばあきらめもつくのでしょうけど
どういうわけだか、こなくそ、という気持ちの方が強いので
まだ、もう少しだけあがいてみるつもりです。

こうたろうの功の字は、蛍雪の功の「功」ですし。

というオチで、今回はお終い。
選挙特番始まりましたので。

んじゃ。


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