オンガク

永遠の仔

僕の好きな作家さんに、天童荒太さんという方がいます。
直木賞も受賞していますし、どこかで耳にしたことがあるんじゃないかと思います。

この人の書く物語は、とにかく暗い。
暗くて苦しくて辛い。
圧倒的な絶望感に襲われて
でも、そこに一筋の光が差し込むよね。
その光を希望と呼んでもいいですか?

ざっくり解釈すると、こんな感じです。

で、なぜか天童原作のドラマや映画は、いわゆる「外れ」がないのです。
原作に忠実で、やっぱり見ていて痛々しい。

その中でも、僕のバイブルでもある「永遠の仔」より
テーマ曲と挿入歌とエンディングを、一気にドドンとご紹介。

OPを飾る坂本龍一さんのピアノが、まず切ない。
そして主演も務め、挿入歌を歌う中谷美紀ちゃんのPVがキレイではかない。
エンディング曲は、タイトルが「I will」って…

なぜかふと、この小説を思いだし
触れてはいけない過去の傷を引っ張り出してみたり。

トラウマを克服することは簡単ではありません。
排除することができないなら、いっそのこと抱きしめたままで。

僕は天童さんと出会って
人は誰かを赦し、誰かに赦されながら生きていくものだということを学びました。

I will(このページで開くことはできませんが
you tubeのページへジャンプできますので、そちらでお聴きください)


6 Comments

  1. SECRET: 0
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    こうたろうさんの説明がわかりやすくて音楽で泣きました。
    私ごとで申し訳ないですが、過去の傷・・・これ中々、消えませんねww
    だから抱えて生きてます。
    とことん生きます。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    こうたろうさん こんばんは。
    『人は誰かを赦し、誰かに赦されなが
    ら生きていくものだということを
    学びました。』
    ちょっと考えさせられました。
    そうなんだろうな。人間として生まれ
    てきたんだもんね。学ばなくちゃ‥ね。
    私は 今まで関わってきた人たち‥私を
    傷つけた人たちを赦してないんだなと
    思いました。誰ひとりとして。
    赦す代わりに記憶に遺さないように
    してきたのです。
    それぐらい酷かったと思ってるから。
    自分は誰かに赦してもらってるかも
    しれないのにね。《苦笑》
    きっと、"人を赦す" ってコトが出来な
    い限り、私が癒されるコトも満たされ
    るコトもないかもしれない‥と。
    そんなこと‥ 思いました。

  3. SECRET: 0
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    >お藤 さん
    泣きましたか!
    「永遠の仔」、ぜひお奨めです。
    小説でもいいですし、テレビドラマも秀逸だったので
    大きなレンタルショップに行けば、ビデオがあるかも知れません。
    そして、とことん生きてください。
    それだけで十分だと思います。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >まにまにさん
    こんばんは。
    抱えた傷の深さは、人それぞれですから。
    ものすごく時間がかかる場合だってありますよ。
    だから簡単に手放せばとか言えないんです、本当は(^^ゞ
    僕だって、理屈じゃ分かっていても、心で反応できないこと、結構持ってますよ。

  5. SECRET: 0
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    「トラウマを克服することは簡単ではありません
    排除することができないなら、いっそのこと抱きしめたままで。」
    この所 とっても いい 言葉ですね。
    ・・・抱きしめたままで…。
    紹介されている音楽も いいですね。
    ありがとうございます。

  6. SECRET: 0
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    >みさりん☆〔=n_n=〕さん
    こんばんは。コメントありがとうございます。
    この「永遠の仔」という作品は原作も素晴らしいのですが
    ドラマ版もまた狂おしいほど素敵なのです。
    少なくとも僕にとっては、今でも色あせることはありません。
    そして、これまた僕にとって神である坂本龍一さんが音楽を担当しているのです。
    (エンディングは違いますが)
    という、非常に個人的に思い入れが強いのです。はい。

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