Plinky

Origin story

Q:なぜあなたは執筆し始めたのですか?まだ書き続けていますか?あるいは、プランとは異なった方向へ進んでしまいましたか?

A:大学を卒業後、そのまま芝居の道に進んで、将来のことを考えた時に、自分は演出家になりたいと思っていました。演出するには脚本がいる。で、どうせなら既製の脚本よりは、オリジナルがやりたい。だったら、自分で書くしかないか。ということが脚本を書き始めたきっかけです。

当然、脚本のイロハなんてしりませんから、見様見真似でひたすらがむしゃらに勢いだけで書き殴っていました。そして終演後、お客さんにお願いしたアンケートを読んだら、キレイに感想がまっぷつたつに分かれていました。褒めてくださったご意見と、怒りに満ちたご意見と。

もちろん脚本だけがすべての責任ではないのですが、アンケートに怒りをぶつけるというのは、よっぽど気に入らなかったのでしょう。ご批判は素直に反省しつつ、それでも、何も書かれずに真っ白で返ってくるよりは、よっぽどその人の何かを激しく揺さぶったのだと思えば、まあ、それはそれでありかなとも思っていました。

ただし、専門用語でいうと、僕は「ディバイジング」と「インプロ」の方法論を使って脚本を書いていたので、いわゆる作家さんオンリーの人とは、毛色が異なっていました。あくまでも演出ありき、ということが大前提で。

それでも当然人間には欲求がありますから、次に書くものは前作より面白いものが書きたいし、そうでなければ意味がない。そのためには、勉強するしか道はない。そんなわけで、演出の勉強をしつつ、脚本の勉強も本格的に始めました。

僕が舞台用の脚本を書く上で意識していたことは、テレビドラマや映画に置き換えることができない、舞台だからできる舞台ならではの脚本ということでした。そうでなければ、演劇を選んだ意味がないので。

今でこそ、創作の現場から遠く離れて、完全な浦島太郎状態になっていますが、それでも僕は芝居が好きです。いつかまたあの現場に戻れるんじゃないかという、はかない想いがかろうじて残っています。

もし戻れたとして、がっつりできてしまったブランクを埋めるのに少しでも役に立てば、という願いを込めて、今現在ライターズスクールへ通っているわけです。スクールではテレビドラマがメインですが、学ぶことはたくさんあるし、こちらはこちらで、どうにかして結果を出したいという欲がありますから、その欲が枯れないうちは、挑み続けたいと思っています。

イチロー選手が4000本安打を達成した時のコメントで「8000回は悔しい思いをした」と語っていました。比べるのはおこがましいですが、僕はまだその道半ばにいるわけですから、初心忘れるべからずで、でもいつまでの初心者じゃいけないよと肝に銘じながら、粛々と書き続けるのみです。
演出がしたいという気持ちは、もちろんあります。すごく遠回りをしているようで、でもすべてが血となり肉となるように。そうするのは自分の意識次第ですからね。

と、ブログでは威勢の言いこと書けるんだけどなあ。行動が伴わない。メンタルの問題と思われがちですが、実は脚本を書くことは体力勝負なんですなあ。どちらが欠けてもいけないということは、言わずもがな。

ゼミに入る前に、とある先生から「こうたろう君は、1日に原稿用紙1枚でいいから、モノを書く習慣をつけたらどうですか?」とアドバイスを頂き、このブログの前身である「清水功太郎の書き捨て四字熟語辞典」というブログを書き始めました。

このブログは、その延長線上にあります。そんなこんなで、拙い内容ですが、お付き合い頂ければ幸いです。はい。


2 Comments

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    人生に…遠回りはありません(^O^)
    今はパワーを蓄えてるんですよ!!
    貴方はまだ若いし!10年先を楽しみにしてます(* ̄∇ ̄)ノ
    オバチャンの気持ちです。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >お藤 さん
    こんばんは。
    いつも暖かいお言葉、ありがとうございます。
    10年先…自分でも想像できません(^_^;)
    だからこそ楽しみでもあります。
    頑張りまする。

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