Plinky

Full moon

Q:満月が訪れた時、あなたは普段のあなたとは真逆の何者かに変わります。新しいあなたについて説明しなさい。

A:すごく抽象的な表現になりますが、スピリチュアルな意味ではなく、純粋に他人に対してとても優しい気持ちになるでしょう。月明りは、太陽のそれとは違って、直接的に何かをもたらすということはないかもしれません。ですが、せめて満月の夜くらい、すべてを受け入れ、赦し、包み込むことができる存在としての役割りがあってもいいんじゃないかと思います。

孤独と不安に怯えるあなたの枕元に、そっと差し込む。あくまでもさりげなく。初めからそこに居たかのように。あなたが絶望に囚われ、涙を流す時、その涙を乾かすことはできないけれど、涙がまっすぐこぼれ落ちるように、あなたの頬を蒼く染めます。夜の散歩道、迷子になって途方に暮れた時、進むべき道を示すことは叶わなくとも、足元を照らすことはできます。

たとえ誰かに必要とされなくても、僕はここにいる。ここで、あなたの夜が明けるまで、ずっと側にいる。そしてあなたが目覚めた時に、僕はその役目を終えて、朝の光に溶けていくのです。


Leave a Reply

Your email address will not be published.