英語

behind one’s back

$こうたろう.com
:It’s not good to talk about someone behind their back.
:The boy made a face behind his mother’s back.

9月3日のブログ、「白眉」の最後を
「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」
という言葉で終わりにしました。

今日はこの言葉をもう少しだけ突っ込みたいと思います。

努力しているかどうかを判断するのは、ずっと第三者の目だと思っていました。
本当に努力をしている人は「ワタシ、がんばっているし」とは言わないからです。

当たり前のことを当たり前にこなしているだけだから
当人はそれを「がんばっている」とは思わないんですね。

ただし、努力はしているんですよ、やっぱり。
自分で納得できるかできないかの問題だけで。

スポーツの世界で例えるなら
「ここまでやったのだから、できて当たり前」という精神状態。
これが絶対的な自信につながるわけです。

イチロー選手が4000本安打を達成した時に
「8000回は悔しい思いをした」とコメントしたように
誰にも気づかれないところで、彼はとことん自分を追い込んでいます。

イチロー選手は間違いなく本物の天才です。
そして他の人の何倍も努力しています。
さらに野球そのものを純粋に楽しんでいます。

楽しむということは、楽をするということではありません。
悔しい思いも辛い思いも全部ひっくるめて自分の糧とすることです。

結果論ではなく、きちんと管理された過程があるから結果に繋がるのです。
その過程を楽しめるかどうか、なんですね。結局のところ。

過程の真っただ中にいる時は、正直楽しむ余裕なんてないと思います。
早くこの苦しみから抜け出したいと、そればっかり考えているでしょう。

それでも一つの成果が出た時、あれっとそれまでの苦しみがチャラになります。
続けててよかったな。あきらめなくてよかったな。そう思えるから不思議です。
そして一度その快楽を憶えた人は、さらなる高みを望みますから
以前にも増して、茨の路を選択してしまうのです。

これを成長と呼びます。

スポーツは数字で結果が出ますから、非常に分かりやすいのですが
やっかいなのは、具体的に目に見える形で現れない時です。

たとえば、学校の先生が、自分は指導者として成長しているのだろうか
なんて問題を抱えた時、じゃあ、誰がその人の努力を認めてあげるのか。

自分では精一杯頑張っているつもりなんだけどな、と振り返り
それでも目に見える形で報われないと
次第に努力することを放棄してしまいます。

そりゃそうですよね。だって苦しいだけなんですから。

そんな時こそ、原点に返って初心を思い出してはどうでしょう。
人生、楽しめてますか?と問うてみるのです。

もし楽しめていないのだとしたら
その理由は、自分とは関係ないところにあるのかもしれません。

生真面目な人ほど自分を責めたがりますが
責めたところで問題の解決にはいたりません。

理想とする自分像があって、そこに追いついていないのなら
逆にまだまだ伸びしろがあるってことですから
それをモチベーションにしたらいいのです。

挫折したりくじけそうになった時は、素直に吐き出して
自棄にならず客観的に振り返ってみる。
何が足りなくて、何が必要なのか数え上げてみる。

そんなことしてもキリがないよと言うのであれば
遠いゴールを目指すのではなく、まずはすぐ近くにあるポイントを狙ってみる。

一度に何でもかんでもクリアできるほど、人間はタフではありません。
まずは5キロメートルジョギングするところから初めて
徐々に距離を伸ばしていき、最終的にフルマラソン走れればいいじゃないですか。

他人と比較をしないこと。
できることから、コツコツと積み上げていくこと。
それを継続すること。
そしてその過程を楽しむこと。

すると、あら不思議。
できることリストがいつの間にか増えていることに気がつきます。

緊張と緩和、ストレスとリラックス。
この両者は絶えず均等に存在するものですから
どちらかに偏っているなと感じたら、天秤を反対側に傾けてみる。

その波が1日単位の時もあれば、数年単位でやってくることもあります。
うさぎと亀の競争で、なぜウサギは負け、亀が勝つことができたのか。
この寓話の中に、答えは隠されています。

最後にもう一度。
「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」

勝ち負けが人生のすべてではありませんが
どうせ生きるのであれば、楽しい方がいいと思いませんか。


2 Comments

  1. SECRET: 0
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    >もも(リコ)さん
    こんばんは。
    うさぎは亀に勝つことだけを考えていました。
    しかも亀を見下したまま。
    亀は、ゴールを目指して歩いていました。
    対戦相手のうさぎは二の次です。
    能力だけなら、うさぎの勝ち。
    でも努力したものが勝つのなら、それは亀に軍配が上がります。
    ってことです。
    あんまり解説しちゃうと、それも野暮ってものですから、このへんで(^^ゞ

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