へんなことわざ

だいたいオナラしたヤツは捕まり、ウンコしたヤツは助かるものだ

$こうたろ.com
創作者として、現実の出来事とうわの空で起こっている出来事の距離感に
敏感でありたいと思っています。

この距離感を測り間違えたら、手痛いしっぺ返しをくらいます。

けれど毎日、朝から稽古場へ向かい終電で帰宅するなんてことをしていると
時々この距離感が分からなくなる時があります。

カーテンを閉め切った部屋で1日中パソコンと睨めっこをし
食事も取らず、睡眠時間もバラバラになり、曜日の感覚さえなくなってくる。

危険なことだと重々承知していますが
それでもやはり距離感がぼやけてしまう時があります。

ヴァーチャルの出来事と現実の出来事を混同してしまう恐怖。
絵空事では済まされない現実を絵空事にしてしまう恐怖。
心が麻酔に打たれて麻痺してしまう恐怖。

例えば9.11の事件を感動映画にすり替えてしまうような
リアリティのなさとは無縁でありたいと心がけています。
(ごあいさつより、抜粋)

上記の文章は、「MATERNAL」という芝居を創った時に
当日パンフレットに載せたごあいさつの一部です。

2007年4月のことですから、もう5年も前の作品になります。

「進化」という単語からスタートしたこの作品。
生命の起源を海とするならば、海が産み、なんてね。

とかくだらない発想もおり交ぜつつ、食物連鎖の話があって
じゃあ人間のDNAにも自然淘汰の血が流れているのでは、なんてことを思い
でも人間の自然淘汰って、結局テロや戦争のことなの?
そんな場所へ着地した芝居です。

「この芝居のテーマは反戦ですか」という質問を受けましたが
決してそんな一言で片付くようなことではなく
かといってテロや戦争を擁護する気はさらさらなく
当時の僕が考えていた社会の在り方を、そのまま描いたものです。

こんな書き方をすると、また小僧が何をほざくと突っ込まれそうですが
いつの時代も、一番被害を被るのは、一般市民であって
階層が上に行くにしたがって、安全な場所へと逃げ隠れし命令だけ下す。

この矛盾はどうなのよ、と思う次第でございます。

「1人殺せば殺人だけど、100万人殺せば英雄だ」とは言いますが
そんな英雄は、豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえと
最後まで乱暴な物言いで、本日のブログを〆させて頂きたいと思います。

特典として、この芝居のクライマックスシーンをどうぞ。


Leave a Reply

Your email address will not be published.